盗聴器を発見するために使う機材に
どんなものがあるのか、こちらで説明します。
・ハンディ型 広帯域受信機
片手で持つことが出来る小型の広帯域受信機です。
アナログ式の盗聴器の電波を受信することが出来ます。
ただし、1200MHzぐらいまでしか対応することが出来ず、
デジタル式の盗聴器に対してはあまり力を発揮出来ません。
そのため、これのみで盗聴器を発見するというよりは、
盗聴器の存在を確認した後の詳細な位置を特定する時などに使われます。
・据え置き型 広帯域受信機
大きな据え置き型の広帯域受信機です。
ハンディ型の受信機のように持ち運べない分、
受信感度や操作性、周波数帯の広さ、受信モードの多さなど、
あらゆる点でハンディ型よりも優れています。
また、外部機器を組み合わせて機能を拡張することも可能です。
・スペクトラムアナライザー
目には見えない電波の波形を視覚的に表示するもので、
デジタル式の盗聴器を発見する際に必要になる機材です。
価格は100万円を超えるものが多く、技術経験が必要な機材です。
・ロケーション アナライザー
広帯域の無線周波数に対応する電界強度・周波数の測定器です。
通常はアンテナの性能比較に使用されますが、
盗聴器発見でも使うことが出来る機材です。
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